DX推進に対する想い
 ~メディカルナレッジと最新技術の融合で最適解を追求~

2024年7月 1日

 博報堂メディカルは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を全社一丸となって推進しています。DXの導入により、医療の現場や関わるすべてのステークホルダーの働き方、特に患者やその家族などの一般生活者の日常までが大きく変わることでしょう。そして、これまでにない革新的な体験が生まれることを期待しています。 私たちは、これまで培ってきたメディカルナレッジと最新技術・AIの力を掛け合わせ、効率的に新しい最適解を追求することに力を注いでいます。これらの活動を通じて、お客様に対しても新しい価値を提供し続けていきます。 未来の医療をより良いものにするために、絶え間ない挑戦を続け、努力を惜しまず取り組んでまいります。

代表取締役社長 小泉 直子

博報堂メディカル DXへの取り組み

 私たちの目標は、医療分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、より多くの価値を顧客に提供することで、社会全体の健康と医療に貢献することです。 DX推進を全社的な重要戦略と位置づけ、以下の基本方針に基づき活動を展開します。

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参考:経済産業省 DXレポート~ITシステム「2025年の嵐」の克服とDXの本格的な展開

DXに関する中長期の基本戦略(DX実現シナリオ)

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参考:経済産業省 DXレポート~ITシステム「2025年の嵐」の克服とDXの本格的な展開

2つのITの推進と両立に向けて

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参考:経済産業省 DXレポート~ITシステム「2025年の嵐」の克服とDXの本格的な展開

データとAIアプリケーションの統合(将来構想)

 将来的な構想としては、データベースを構築し、データ連携&データ統合による新たなAIアプリケーションの開発等へと拡張していきます。これにより、より高度なデータ分析と予測モデルを駆使し、顧客に対してより精度の高いサービスを提供することを目指します。データ駆動型の意思決定を促進し、革新的な医療ソリューションの創出に貢献します。

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ビジネス開発室の設置・役割

 私たちは、DXを積極推進する専門部隊としてビジネス開発室を設置しています。新しい課題を発見し、新しい価値を顧客に提供するために、様々な活動を試行し続ける組織です。

 ビジネス開発室に所属するメンバーは、様々な資格取得を通してAI・XRに関する知識を学び、ビジネス活用に応用していきます。


<これまでに取得した資格>

・一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する「JDLA Deep Learning for GENERAL」 (通称G検定)

・日本バーチャルリアリティ学会が主催する「上級バーチャルリアリティ技術者」

・一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が主催する「生成AIパスポート」

DXを推進するための環境整備および指標管理

・DXを推進するための環境整備

 私たちは、社内のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための環境整備に力を入れています。その一環として、AIやXRの専門家とのアドバイザリー契約を結んでいます。 この契約により、私たちの社員は最新の知識を常に取得できる環境が整い、リテラシーの向上にも努めています。専門家からのアドバイスを受けることで、社員一人ひとりが新しい技術や概念を理解し、実際の業務に応用する能力を高めています。 さらにデジタル・ソリューションの開発やデジタル人材育成の予算配分を行い、DX推進の環境を整備しています。

・DX推進の指標管理について

 従来の社内制作作業の生産性の向上(効率化)を推進指標に設定しています。また、新規デジタル・ソリューションのリリース数も推進指標に設定しています。 その達成のためのデジタルテクノロジーやデータを活用した提供サービスの高度化に加え、取り組みの達成状況を定期的に全部門で共有しています。

サイバーセキュリティに関する取り組み

・情報セキュリティに対する考え方

博報堂グループ全体で、情報セキュリティをマネジメントする仕組みとして、「ISO/IEC27001」および「JIS Q 27001」認証に則った管理体制を構築しており、博報堂メディカルもこれに準じた情報セキュリティ体制の強化・向上を行っています。

・推進体制

博報堂グループでは「グループコンプライアンス委員会」の下に「グループ情報セキュリティ委員会」および「情報セキュリティ委員会」を設置しており、博報堂メディカルも配下の組織として属しています。 「グループ情報セキュリティ委員会」では、情報セキュリティに関する活動内容、インシデント状況、課題点等の報告、改善に関する議論等を行っています。 「情報セキュリティ委員会」では、「ISO/IEC27001:2013」および「JIS Q 27001:2014」の認証基準における要求事項に適合する情報管理体制の整備・改善を行っています。

・情報セキュリティ研修

情報セキュリティと個人情報に関する知識の維持・向上のため、e-ラーニングによる情報セキュリティ研修を実施しています。

上記内容に関してご興味がある場合は、博報堂メディカルまでお問い合わせください。


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